適切な処置をすれば早く治る?

跡が作らないために大事なことはニキビが炎症しないように気を付けることですね。

 

具体的に言うと、赤くなってしまう前の段階で治すこと重要です。

 

ですが、そんな軽い段階で治るんだったらニキビ跡に悩むこともないと思いますので、多くの方の場合赤く腫れた状態になってしまって、やっと治ったと思っても赤みとして残り続けてしまうんですよね。

 

この赤くなった状態のものをより早く治すために潰した方がいいという噂を聴いたことがあるのではないでしょうか?

 

そもそも赤くなった状態というのは別記事でも説明したとおり炎症を起こしている状態で、炎症というのは毛穴の中で発生したアクネ菌を退治しようとした体の免疫が健康な肌にまで攻撃をしてしまったために、その部分を修復しようとしている状態なんですね。

 

そしてニキビが腫れるのは免疫によって退治されたアクネ菌の死骸です。

 

そのため、潰すことによって膿と一緒にアクネ菌も排出してしまうことができたら、当然炎症だって治るのが早くなりますし、腫れもすぐに収まるだろいうという考え方なんです。

 

基本的に言っていることは正しいと思います。

 

しかし、実際にやってみると言うほど簡単なことではないのです。

潰すことで悪化することの方が多い

実際に赤ニキビを潰して膿を出そうしたときに、ピンセットや指先などを使って力づくで押し出そうとしますよね。

 

これって、それほどの力を入れていないと思っているかもしれませんが、局部的にはかなり大きな力がかかっていて、それによって肌の細胞が傷つけられてしまっているのです。

 

さきほど炎症というのは免疫がアクネ菌を退治しようとして傷つけてしまった健康な細胞を修復しているところだといいました。

 

つまり、修復している最中の細胞からアクネ菌を排出しようとして無理な力を加えると、結局肌の細胞を傷つけるという全く無駄なことをやってしまうことになるのです。

 

私たちの肌は古くなったものが剥がれ落ちて新しくk皮膚が作られるということを繰り返しているのですが、このサイクルは肌の表面のほんの0.2mmという薄膜の中で行われているのです。

 

だから、炎症を起こしてただでさえダメージを受けている部分にわざわざ刺激を加えてしまえば、新たな細胞を作るためのほんの0.2mmの皮膚なんて簡単に傷をつけてしまうわけです。

 

そのため、潰して膿を排出することでニキビ跡になったとしても治りが早くなることはあるのですが、よほどうまくやらない限り悪化する可能性の方が圧倒的に高いわけです。

 

では、傷を付けずにうまくやる方法はないのか?というと、実は皮膚科に行けば専用の道具を使って膿を排出してくれるので、相談にいってみるといいでしょう。

 

ただし、症状によってはできない(刺激をしない方がいいという判断になる)こともあると思うので、できるだけ初期の段階で相談をするのをおすすめします。